彫金工法の作り方徹底解説①
こんにちは!外苑前店島田です。
もうすぐ夏ですね、皆様いかがお過ごしでしょうか?
鍛造のリングのサンプルを作りましたので
彫金工法、やってみたいけど本当に私にも出来るのかな、、、
という方のために詳しく作り方を解説します!
ちなみに、これまで失敗された方はいらっしゃいませんのでご安心下さいませ!!笑
*まず、指のサイズに合わせて選んだ金属の棒を糸鋸で切ります。
今回は真鍮10号(レディース)、シルバー15号(メンズ)です。
*丸めます。
ヤットコという道具を使います。
丸いカーブがついているヤットコのカーブで曲げていきます。
意外に柔らかいです。
ここでまん丸くする必要はありませんので端と端を近づけるイメージです。
こんな感じになります。
*端と端をぴったり合わせます。
この作業は難しいので私共にお任せくださいませ。
ぴったりくっつけるためには少し楕円にすると上手くいくんです!
*溶接をします。
ジュエリーの溶接はロウ付けと言います。
上の写真がロウ材です。
この欠片をリングの合わせ目に乗せて火を当てていきます。
ロウ材はシルバーならシルバー用のものがありますが、
それぞれ指輪本体よりも溶ける温度が少し低いので、火を当てているとロウが先に溶けて隙間に入る、といった仕組みです。
はんだごてとかに近いですかね。
シルバーの溶接出来ました!!
両方ロウ付け出来ました!
火を当てると変色してしまいますが、これから磨いてキレイになるので気にしなくて大丈夫です。
長くなるので第二弾に続きます(*^^*)
工房スミス外苑前店
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