結婚指輪の刻印|メッセージ文例や実例を紹介
このページでは、結婚指輪の刻印に関する情報をまとめました。良く使われる刻印の文例や実際にスミスで彫った刻印の実例を紹介します。
ふたりにとっては間違いなく大事なお思い出になる結婚指輪の刻印ですが、いざ彫るときに気を付けたいポイントがあります。
結婚指輪のデザインによっては、刻印を彫れるスペースが非常に狭い場合があります。
文字数が3文字以内、場合によってはそもそも彫刻を彫ることが困難なリングも少なくありません。
どうしても2人だけのメッセージを刻みたい場合は、購入前にしっかり確認しておくことが大切です。
指輪は体重が増えるなど、その後の生活や体質の変化によって入らなくなってしまう事が多々あります。そういった場合サイズ変更が必須になります。
あまりに長い文字を彫ると、そういったサイズ変更時にせっかくのメッセージが台無しになることもあります。
今後、「指のサイズが変わるかもしれない」ということも意識しておくと良いでしょう。
「入籍した日にちを刻印しようと思ったら日付を間違ってしまった」「かっこよく英語にしようと思ったらスペルミスをしていた」ということがないように、オーダーする前にしっかり確認をしましょう。
誤った文字を彫刻すると、簡単には直せません。
結婚指輪の刻印で最も一般的なのは夫婦のイニシャルを明記したものです。
例えば、シンジさんとレイナさんという夫婦であれば、「S to R(シンジからレイナへ)」や「S with R(シンジはレイナと共に)」などの例があります。
またイニシャルではなく、「dear Reina from Shinji」というような名前にするパターンもあります。
もちろん絶対に英語で表記しなければならないということもなく、「シンジからレイナへ」と日本語で書くパートナーもいます。
結婚記念日や、2人が初めて出会った日、初デートをした日、プロポーズをした日、など2人にとって印象的だった・大切にしたい日にちをシンプルにまとめるケースも多いです。
例えば、2人にとって大切な日が2018年7月1日であれば、
などの数パターンがあります。
誓いの言葉やお互いへのメッセージをロマンチックに伝える刻印を刻むというカップルもいます。
短い文字であれば、「Love」「Happy」「Eternity(永遠)」「Beloved(最愛の人)」など。
文章であれば、「Pure love(純粋の愛)」「Mer you Always(いつもそばに)」「My Heart Is Yours(私の心はあなたのもの)「Just for you(ただ、あなたのためだけに)」「I’m in love with you.(あなたに夢中)」などがあります。
英語を刻む人よりは少ないですが、指輪にラテン語のメッセージで刻印をする方々もおり、より個性的でオシャレな印象に仕上がります。
「Con Todo Me Amore(私のすべての愛を込めて)」「De fideli(この誓いと共に)」「Seculo seculorum(ずっと、永遠に)」など
またラテン語以外にも、フランス語やイタリア語、ドイツ語、ハワイ語などでお互いの愛を誓うことも可能です。
もし2人にとって思い出の地があったら、トライしてみるのも良いでしょう。
ローマ字に注目しがちですが、日本で結婚するのであれば、日本語も捨てがたいです。
「愛」や「絆」「想」など漢字1文字から、「約束」「感謝」「純愛」などの単語、「相思相愛」「一日千秋(いちじつせんしゅう)」などの四字熟語など、日本語ならではの良さがあります。
また文例では「愛をこめて」「永遠の近い」などの定番フレーズから、「ずっと隣にいてね」「あなたは運命の人」「世界に一人の愛する人へ」などがあります。
他にも、和歌などわび・さびを取り入れることができるのも日本語ならではの良さです。
お店によっては、メッセージだけでなく、モチーフを刻印してくれるところもあります。
など
例えば、指輪を二つ重ねると1つのハートが浮き上がるというオシャレなものもあります。
定番の刻印以外にも、ふたりで生み出したオリジナルなメッセージを入れるカップルもいます。
オリジナリティ溢れるメッセージを入れることで世界に一つだけの結婚指輪が出来上がります。
例えば、「NO REFUNDABLE(返品不可)」「DO NOT REMOVE(外さないで)」など。
また2人が大好きな映画のワンシーンから取るという選択肢もアリです。例「Here’s looking at you, kid. (君の瞳に乾杯)」「I love you 3000(3000回愛している)」など。
考えれば無限にメッセージがあります。ぜひ2人だからこそのメッセージを考えて欲しいと思います。
次に工房スミスで実際に刻印を彫った結婚指輪の実例をご紹介いたします。
上述でお伝えした通り、カップルのイニシャルや入籍日などが最も人気です。また実は手書きのイラストを添えることもできます。
ほとんどのカップルが入れる、結婚指輪の内側の刻印。
入籍日とおふたりのイニシャルが最も人気ですが、実は手書きのイラストなども入れられるんですよ。
季節感が触れる、とってもキュートな刻印ですよね!
何度見ても、ほのぼのとした気持ちになります
スミスでは、刻印が4つのタイプからお選び頂けます。
1.手打ちの刻印
スタンプのように一文字一文字職人さんが手で押す刻印です。
多少の上下のブレや傾きがありますが、それも味わいのひとつです。
2.機械彫り
刻字機、というレトロな機械で彫り込んで行く刻印です。
少し平べったい文字が特徴ですね。
3.レーザー刻印
フォントが選べる、レーザー刻印は、スマートでスタイリッシュな仕上がりです。
↑一番人気の「エドワーディアンスクリプト」というフォントです
↑こちらも人気、フレンチスクリプトというフォント
↑漢字もお入れできます(漢字、ひらがなは手書きレーザーになります)
4.手書きの刻印
かわいいイラストや、手書きのサインをそのまま結婚指輪の内側に刻印できる!
実はちょっとヘタウマなくらいが、味わいがあって素敵なんです。
大好きなキャラクターやお二人の似顔絵など、オリジナルな内容を入れられます。
ちょっとワイルドな文字と似顔絵ですよね!
躍動感があふれていてとってもキュート。
お二人の誕生石をメンズは指輪の内側に、レディースは指輪の外側にいれたオリジナリティ溢れる結婚指輪となりました。
シンプルに、結婚記念日とお名前も素敵です。
手書きというだけで、こんなにもラブリーなのは不思議なくらい!
ハンドメイドならではの良さが最大限に表現されています♫
ものがあふれている時代だからこそ、オンリーワンのこだわりを持ちたいものです。
手作り結婚指輪自体が、世界にたったひとつなのですが、内側の刻印も、誰ともかぶらない、お二人だけのオリジナルなデザインにこだわってみませんか?
絵が下手だから無理?
字を書くのは苦手?
むしろその方が味があって魅力的かもしれませんよ!
いたてやり方は単純。
白い紙にサインペンでくっきりはっきりと描く。
以上です。
あまり小さかったり、文字と文字がくっついていたりすると、実際に刻印した時には読めなくなってしまう恐れがあるので、なるべく大きめに描きましょう。
鉛筆など濃淡があるもので書くと、薄いところが消えてしまうのでオススメできません。
絵柄も込み入りすぎると線と線とがくっついてしまうので、
あくまで「大きめにはっきり書く」「マジックで書く」ことがポイントです。
一度でうまく描けなければ、何度か練習してからでも大丈夫ですよ!
お店で「書かなきゃ!」と思うと、焦ってしまう、というおふたりはお家でじっくりご相談してみてくださいね。
もちろん紙に書いたものをお持ちいただいてもOKです。
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当店ではその名の通り職人がお客様の大切な思い出のひとつに寄り添えるようまた、ご制作いただいた方の嬉しい顔に力をいただきながら日々向上心を持ってお客様をお待ちしています。
『こんな指輪がほしい』『大事なものだから詳しい話を聞きたい』『ものづくりが好き』『楽しい時間を過ごしたい』なんなりとお聞かせくださいませ。
お客様の貴重なお時間を預かるからこそスミスですばらしい時間をお過ごしいただき、その後の末永い幸せを心より願っております。