彫金工法の作り方徹底解説②
こんにちは。外苑前店島田です。
先日の続きになりますがご覧くださいませ。
まず、前回は溶接までが終わりました。
*真円を出す
こんな感じで最初は隙間がとてもあります。
使う道具は、銀色の棒が芯金、そして木槌です。
どうでもいいですが木製のものは槌と書いてカナヅチは鎚と表記します。
芯金にリングを入れて木槌でガンガン叩きます。
たまにリングの上下をひっくり返して叩きます。
するとこんな感じに。
フィットしてます!!
上から見て、隙間がなければOKです。
丸くなると、突然ものすごい指輪感です。
完成までもう少しですよ!
*磨きます。
リューターという回転工具を使います。
歯医者さんっぽい「ウィーーーン」という音がなります。
こんな感じで磨いたところとそうでないところの差は一目瞭然です。
一番荒いものの磨きが終わりました。
これだけでも大分キレイですよね。
こちらは、紙やすりを丸めたものです。
さて、どんどん磨いていきます。
何工程か踏むとこんなにピカピカになります。
こちらは鏡面仕上げ。
作業中、ここのキズがうまく取れない💦とか
ここの磨きが上手くいかない💦ということがあればお伝えください。
全身全霊でサポート致します。笑
やはり初めてで難しい部分もあるとは思いますので
自分で作業はしたいけど少し手伝ってもらってちゃんとキレイな指輪にしたい!
という方にはもちろんきちんとフォロー致します。
逆に、全部自分でやって上手くいかなかった部分もアジにしたい!
という方にはお手伝いせずにアドバイスをさせて頂きながら作業を進めていきます。
さて、本日はダイヤモンドポイントというモノを使ってテクスチャーをつけたリングを作りました。
ダイヤモンドポイントはこちらの工具で、先端の形状はいろいろなものがあります。
テクスチャーをつけたところは白っぽくキラキラします。
同じ金属でもリング表面と側面で違う表情になりました。
写真でお伝え出来ないのが残念ですが、実際につけてみたときの方が可愛いと思います!!
指を動かすとキラキラが見えたり見えなかったり!!
(指につけた写真を撮ろうしたけど手が汚すぎて全く映えず、笑)
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ということで、彫金工法のリングの作り方について解説を致しました。
皆様ひとりひとりの思いやニーズに応えられる様日々サンプルを試作したり作り方を模索しております。
もしよろしければ皆様の「こんな指輪が欲しい!」「こういう作業をしてみたい!」を教えてください^^
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当店ではその名の通り職人がお客様の大切な思い出のひとつに寄り添えるようまた、ご制作いただいた方の嬉しい顔に力をいただきながら日々向上心を持ってお客様をお待ちしています。
『こんな指輪がほしい』『大事なものだから詳しい話を聞きたい』『ものづくりが好き』『楽しい時間を過ごしたい』なんなりとお聞かせくださいませ。
お客様の貴重なお時間を預かるからこそスミスですばらしい時間をお過ごしいただき、その後の末永い幸せを心より願っております。