婚約指輪のダイヤモンドについて その5
2014/10/20 /
#ブログ
ダイヤモンドの4C、最後は「Crality クラリティー=透明度」です
天然のダイヤモンドの中には、その生成過程で様々なインクルージョン(内包物)が入り込みます。
でもできるだけ内包物が少ないほうが光をよく透過し、くすみのない純粋な輝きが得られるのです。
従って透明度が高いほうが価値が高い、というわけですね。
最も透明度が高いものをFlawless(フローレス:FL)といいます。石の内外部無欠点、という意味。これはもう、本当に高価です。何しろ自然界において無欠点なんて、すごいことですものね。
そのあとは
IF:Internally Flawless 石の内部無欠点
VVS1、VVS2:Very Very Slightly Included 10倍拡大で内包物等の発見が困難
VS1、VS2:Very Slightly Included 10倍拡大で内包物等の発見がやや困難
SI1、SI2:Slightly Included 10倍拡大で内包物等が容易に発見できるが肉眼では困難
I1、I2、I3:Invluded 内包物等肉眼で容易に発見できる
一般にブライダル好適品とされるのは、VVS~VSクラス。IF以上というと、かなりのセレブですね。
実は以前スミスに「IFで1ctUPのダイヤ」をお探しのお客様がいらっしゃいましたが、もう本当に高価でびっくりしました。
IFでなくとも昨今、ダイヤモンドの価格は右肩上がりです。1年後、2年後は今よりももっとお値段があがっているかもしれません。