Blog | 手作り結婚指輪・婚約指輪の工房スミス

平打ちリングと甲丸リング

2015/05/26 / #ブログ

今日は、結婚指輪の2大巨頭とも言うべき、二種類のリングについてお話しますね。

指輪の断面の形ってわかりますか?

もしも指輪をバスンと切ったら…

その切断面が四角になっているものを「平打ちリング」、

断面がかまぼこ型のものを「甲丸リング」といいます。

ひらうちこうまる

イメージは伝わりましたでしょうか?

ちなみに商品写真ですと、こんな感じです。

ひらうち

↑こちらが平打ちタイプです。

こうまる

↑こちらが甲丸タイプ。

それぞれ特徴があります。

手作りについていいますと、平打ちリングのほうが作業量は少ないです。

甲丸リングは、ある程度ちゃんと平打ちリングを作った上で角を削って落としていく、というイメージでしょうか?

それも両サイドの角度といいますか、角の丸みをそろえて削り込んでいくのがポイントになってきます。

それでは平打ちリングは簡単か?といいますと…

かえって「ごまかしが効かない」ので、油断は禁物です。

ピシッと整った平打ちリングの凛としたたたずまいは、気品があります。

厚みや幅が均一に近く、表面が滑らかな平打ちリングをつくれたら、「おお~」っと感嘆の声が漏れてしまいますね。

甲丸リングは甲丸リングで、角の丸みをどのくらい急なアールにしていくのかが肝です。

ほとんど角の角だけをピンポイントで削れば、「平甲丸」といって平打ちのちょっと角がないだけという感じになるので、また普通の甲丸とも、平打ちとも、見た目の印象が全然違ってきます。

 

ひらこうまる

 

と、こんな感じなのです。

これにさらにウエーブの要素が加わったり、テクスチャーやダイヤモンドが加わってまた印象が変わってくるんですよね。

★ ★

見た目ばかりではありません。

装着感も「平打ちリング」と「甲丸リング」では、違ってきます。

一般には甲丸のほうが、角が立っていない分だけ装着時の違和感が無く、長時間つけていても苦にならないという方が多いようです。

でもそれも、厚さやデザインとの兼ね合いがあってのことですが…

平打ちリングで、分厚いものですと、「リングの角がお隣の指に当たって痛い」なんてことも。

そんなときは厚さを少しダウンしてあげるだけで全然気にならなくなることもあるのです。

そういった角の丸み、厚さなどの微調整は、スミスなら試着期間後のお戻し時にオーダー修正できますよ。

ただし!!削ってしまった角を元に戻すのは不可能ですので、ご了承下さいませ。

出っ張りや厚さをダウンする方向であれば、シルバーになってからのほうがチェックが容易なんです。

念には念を、という方には、有料で再チェック制度を設けました。

修正の内容にもよりますが、慎重派の方にはお勧めです。

是非ご活用下さいませ!

 

店長 おぎた