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金属アレルギーにならないための結婚指輪の選び方と対処法

2018/09/05 / #ブログ

金属アレルギー 結婚指輪・婚約指輪

一生身に着けるものになる結婚指輪。本来ならばハッピーであるはずの結婚指輪ですが、金属アレルギーに悩む人も多いと思います。

このページでは、金属アレルギーに悩む方向けに、結婚指輪の選び方と対処法についてまとめました。

金属アレルギーとは?引き起こす仕組みとは?

近年、指輪やネックレスなどのアクセサリーを使用する人を悩ませる金属アレルギー。

金属が汗などで溶けだし(イオン化)皮膚のタンパク質と結合、結果として身体がそれを不純物として判断し免疫反応を起こして、かぶれを引き起こすというものです。

汗や唾液などにより金属が溶けて体内に入ってしまったがために、体が「有害な物質」と判断して、自身の身体を傷つけてしまう、というのが金属アレルギーの正体です。

金属アレルギーは遺伝や生まれ持った体質ということではなく、誰にでも突然起こる可能性がると言われており、突然症状が現れるケースが近年増えています。

金属アレルギーを引き起こしにくい指輪の素材は?

「金属アレルギーがある人は結婚指輪をすることができないのか?」と言えば、決してそんなことはなく、そういう方は金属アレルギーを引き起こしにくい素材の結婚指輪を見つけることをおすすめしています。

前述でもお伝えした通り、金属アレルギーは金属が汗などで溶けだしたことにより、アレルギーを引き起こします。

そして、金属アレルギーはプラチナや金を保護するために使われる、パラジウムや銅によって引き起こしやすくなります。

そこで、プラチナや金の強度を保護するために使用する素材を、レアメタルにすることで、質を保ちながら金属アレルギーを持つ方にも見つけやすくなります。

レアメタルと呼ばれる金属の種類には、「チタン」を筆頭に「ジルコニウム」「ハフニウム」「ニオブ」「タンタル」「イリジウム」が挙げられます。

日常的に触れることになる指輪の場合、「アレルギー反応を起こさない金属」を使用することで金属アレルギーを抑えることができます。

手作り結婚指輪 金属アレルギー

金属アレルギーを引き起こしやすい指輪の素材は?

前述でもお伝えしましたが、金属アレルギーを引き起こしやすい素材として「パラジウム」「銅」、他にも「ニッケル」「コバルト」「スズ」「クロム」「銀」が挙げられます。

これらの金属は加工しやすい上に値段が安価であるため、世に多く出回っております。そのためアクセサリーだけでなく、歯科治療の器具や革製品などがキッカケで金属アレルギーを引き起こす方もいます。

とくに「パラジウム」は、大半のプラチナやゴールドの結婚指輪に使われているため、金属アレルギー持ちの方が素材を吟味せず購入してしまうと、後になって公開することになります。

既に金属アレルギーであることを自覚している方は素材の確認を、潜在的に金属アレルギーを感じている方は一度パッチテストをすることをおすすめします。

金属アレルギーの対処法は?

汗と擦れることで反応するので、

1.汗をかかない状況で使用する

または、

2.直接皮膚に触れないようにする

ことで、問題はないのです。

例えばブラウスの上につけるネックレスや、ジャケットの襟に刺すピンブローチのような貴金属でしたら、かゆくなったり、腫れたりはしないんですよね。

結婚指輪や婚約指輪の場合は、どうしても直接皮膚に触れてしまいますし、付けっぱなしでは汗をかいてしまうこともたたあります。そういった場合は前述でもご紹介した通り、アレルギーを起こしにくい金属を使用することで、金属アレルギーを抑えることができます。

やみくもに指輪を怖がるよりも、何の金属にNGで、何の金属ならOKなのかを知っておけば、指輪に限らずあらゆる金属に対して安心することができます。

プラチナならアレルギーは問題ない?

プラチナなら品位が高いから、大丈夫ですよね?

と聞かれることがあるのですが、工房スミスのハードプラチナ900には、パラジウム・ルテニウムが入っているので、これらの金属にアレルギーがあるかたにはNGなのです。

金なら絶対平気ですか?

これもNO.

金に対するアレルギーの方も中にはいらっしゃいますので一概には大丈夫とは言い切れません。

また、18金にはシルバーと銅が混ざっているので、これらシルバー・銅に対してアレルギーがある方には、大丈夫ではない素材と言えます。

アレルギーフリーの素材は「チタン」

「では、どのような素材であれば良いのか?」というご質問ですが、一般にアレルギーが出ないとされている素材はチタンです。

そしてタンタル、ハフニウム、ステンレスなどといった金属があります。

でもこれらの素材もその「純度」によってアレルギーが出やすい、出にくいといった違いがあります。

アレルギーについていえることは、まず皮膚科で調べること。

そして、大丈夫な素材をお求めになること。

このふたつが大切です。

今後はスミスもこのアレルギーについて真剣に取り組んでいきますので、金属アレルギーも含めて、結婚指輪について気になる点がございましたら、まずはお気軽にご相談ください!

工房スミス 金属アレルギー対策

単純にばい菌がかゆみの原因かも?

盲点なのですが、指のキワにはどうしても汚れが溜まりやすいし、汗やお水などがついても乾きにくいもの。

長時間濡れた状態が続いていると、雑菌が湧いてしまうこともあります。

ひょっとすると、単純に汚れ由来のかゆみ、ということもありますので、普段からよく手を洗い、しっかり拭いて、ちゃんと乾かす、ということも意外と大切なんですよ!

快適な指輪ライフのために、アレルギーと向き合うことも大切です。長く長く愛してもらえる指輪、素材から真面目に考えましょうね!