結婚指輪と婚約指輪の違いとは? | 手作り結婚指輪・婚約指輪の工房スミス

結婚指輪と婚約指輪の違いとは?

#結婚指輪・婚約指輪の豆知識
2020/01/03

結婚指輪と婚約指輪は、どちらも結婚に関係する指輪ですが、両者は成り立ちから異なる別物です。両者の違いを知らずにいると、相応しくない指輪を購入してしまう可能性も考えられるので、事前に知識を確認しておくのが安心です。ここでは、結婚指輪と婚約指輪の違いに加え、歴史、料金相場についてもご紹介します。これからプロポーズをしようとお考えの方、結婚指輪の購入を考えている方はぜひご覧ください。

結婚指輪と婚約指輪の違い

結婚指輪と婚約指輪には、明確な違いがあります。結婚指輪は、結婚式の指輪交換のときに使用する指輪です。そのため、妻と夫のペアで存在します。結婚指輪は結婚後も日常的に着用する方が多く、デザインも使い勝手のよいシンプルなものがほとんどです。

一方、婚約指輪は、婚約の意味を込めて男性が女性に贈る指輪です。渡すタイミングにとくに決まりはありませんが、プロポーズのときに婚約指輪を渡すケースが多いでしょう。また、日本の伝統的な婚約の儀式である結納のタイミングで婚約指輪を渡すこともよくあります。

婚約指輪は、結婚指輪とは異なり、ダイヤモンドや真珠をあしらった豪華なデザインのものが贈られています。最近ではプロポーズを終えた後に、2人で一緒に婚約指輪を選ぶケースも増えてきています。

 

結婚指輪と婚約指輪の誕生の歴史

結婚指輪と婚約指輪は、歴史的な背景も大きく異なります。以下では、結婚指輪と婚約指輪の誕生の歴史をご紹介します。

結婚指輪は1,100年前にはすでに存在していたとされる

結婚指輪の起源は定かではありませんが、キリスト教の文化から生まれたものであるとされています。9世紀頃の文献にすでに結婚指輪が存在していたことを示す証拠が発見されているので、少なくとも1,100年前には存在していたことになります。

11世紀頃の文献には、指輪交換を行っていた記述も発見されています。

また、13世紀頃には結婚指輪を贈る習慣がヨーロッパの一般市民にも普及していたと考えられています。

婚約指輪の始まりは古代ローマにさかのぼる

婚約指輪の歴史は、古代ローマにまでさかのぼります。当時は妻をお金で買うことが一般的で、女性を買った証として、女性の父親に指輪を贈る習慣があったのです。この習慣が時代を経て変化し、紀元前3世紀頃には婚約を誓った証として婚約指輪が贈られるようになりました。

当時の婚約指輪は鉄製のシンプルなものでしたが、時代が経つにつれ鉄から金に、さらには装飾にダイヤモンドがあしらわれるようになりました。

結婚指輪・婚約指輪の付け方のルール

結婚指輪や婚約指輪を付ける際、押さえておくべきルールについてもみていきましょう。婚約指輪は、左手の薬指に付けるのが一般的です。そのため、婚約指輪を購入する際は、左手の薬指に合ったサイズを購入しなければいけません。

婚約指輪を左手の薬指にはめるという習慣は、古代ギリシャの考え方に由来します。古代ギリシャでは、人の心を司る心臓と左手の薬指は1本の太い血管で繋がっていると考えられていました。そのため、薬指に指輪をはめると、女性の心を繋ぎとめておくことができると考えられ、左手の薬指に指輪を付けるのが一般的になったのです。

ただし、結婚式の場においては、婚約指輪は左手ではなく右手の薬指に付けるのが一般的です。結婚式では、指輪交換の際に結婚指輪を左手の薬指にはめます。そして、結婚指輪を付けた後に、右手の薬指にはめている婚約指輪を左手の薬指に移し替え、2つの指輪を重ねづけするのが習慣となっています。

結婚指輪・婚約指輪を購入する3つのメリット

結婚指輪や婚約指輪は決して安いものではありませんが、夫婦になる2人にとって、購入するだけの価値は大いにあるといえます。以下では、結婚指輪・婚約指輪を購入する3つのメリットをご紹介します。

1. 結婚へのモチベーションが上がる

婚約指輪をもらった側は、相手の真剣な気持ちを感じ取り、結婚を強く意識するようになるので、結婚へのモチベーションが上がります。また、贈った側も自身の気持ちの強さを再確認することができ、結婚に対する思いが高まります。

このように、婚約指輪には、送り手ともらい手の双方の結婚に対するモチベーションを上げるというメリットがあります。結婚が決まる前から高額な指輪を購入することに少し抵抗を感じる方もいるかもしれません。しかし、本気で相手と結婚したいと考えているのであれば、思い切ってプレゼントするのがおすすめです。

2. 既婚者であることを示せる

結婚をするということは、パートナーとの永遠の愛を誓うということです。そのため、パートナー以外の異性からのアプローチは避けたいものです。結婚指輪を身に付けておけば、わざわざ口に出さなくても既婚者であることを周囲に示せます。これにより、異性からのアプローチを防ぐことが期待できます。

3. 夫婦の絆が深まる

結婚指輪はペアになっているので、夫婦一緒に身に付けておくと一体感が感じられ、絆を深めることにつながります。長い夫婦生活のなかで、2人の間に険悪なムードが漂うこともあるでしょう。そんなときに、左手の薬指にある結婚指輪を見れば、仲のよかった日々を思い出し、関係が修復することもあるかもしれません。

結婚指輪・婚約指輪の相場

結婚指輪と婚約指輪は、料金相場も異なります。結婚指輪は、使い勝手のよいシンプルなデザインが好まれるため、婚約指輪に比べ料金相場は安くなります。値段はピンキリですが、ペアで20万円程度の品を購入するカップルが少なくありません。しかし、最近ではメレダイヤモンドをあしらったものなど、少し華やかなデザインの結婚指輪を選ぶ方も増えてきています。

対して婚約指輪は、大きなダイヤモンドをあしらったソリティアリングが定番。そのため、結婚指輪よりも料金相場は高めです。ひと昔前までは、婚約指輪の相場は給料の3ヵ月分といわれていました。しかし、現在はそこまで高くなく、30〜40万円程度と給料1ヵ月分程度が平均とされています。

このように、昔ほど高くはないといえ、多くの方は結婚指輪、婚約指輪に数十万円単位のお金を支払っています。しかし、結婚指輪や婚約指輪の値段を気にしすぎることよりも、お互いに納得できるリングを選ぶことが重要です。

結婚指輪と婚約指輪は両方購入するものなのか

結婚指輪や婚約指輪を購入したいものの、金銭的な理由により2つを購入するのが難しい場合もあるでしょう。

婚約指輪と結婚指輪の購入に関するアンケートを行ったところ、44%の夫婦が結婚指輪のみを購入し、婚約指輪は用意していないという結果になりました。

必ずしも婚約というプロセスを明確なものとしなくても、現代では結婚がしやすくなっていると言えそうです。

結婚指輪にまとめて結婚への思いを詰め込むカップルが、今は増えているのかもしれませんね。

一方で両方購入した夫婦も40%と高い数値を示しているため、「婚約指輪を渡してから結婚指輪を渡す」という従来の流れもしっかりと息づいていることがわかります。

婚約は結婚を合意する重要な場面であり、夫婦の思い出として長く残るものです。その場面を彩る婚約指輪の存在は、これからも重要なものとなることが想像できるでしょう。

婚約指輪と結婚指輪のどちらも購入していないというケースは16%と非常に少なく、やはり指輪を購入することが結婚における大切なポイントになっています。

結婚の際には婚約指輪と結婚指輪の両方を購入するのか、もしくは結婚指輪のみを購入するかで、話し合うことが多くなるかもしれません。しかし、中には「結婚指輪を買うのに婚約指輪も必要なの?」と疑問に思われる人もいるでしょう。まずは婚約指輪と結婚指輪を買うケースについて、以下にてご紹介します。

婚約指輪・結婚指輪の両方を購入する意味やメリット

婚約指輪と結婚指輪の両方を購入することには、以下のような意味やメリットが考えられます。

 

・違う指輪のデザインを楽しめる

・それぞれに別の意味を込められる

・重ねつけして普段のおしゃれの一部に

・2人にとっての資産になる

・思い出としてずっと残る

 

このように婚約指輪と結婚指輪には全く別の意味やメリットを見出すことができるため、両方購入するという選択肢も十分にあり得るのです。

実際にアンケートへの回答の中には、「婚約指輪には彼女の誕生石の付いたものを購入し、結婚指輪にはイニシャルと日付を刻印したものを買いました」という人もいます。

このように2種類の指輪を用意できる点は、結婚というタイミングならではのものとなるでしょう。

他にも「婚約指輪は給料に基づいて金額を決めて、結婚指輪はペアで身につけることを意識して決めた」というケースもありました。

指輪を別の基準で2回選べるということも、結婚を盛り上げるきっかけになるかもしれません。

実際に両方の指輪を購入した方々は、「一生の思い出になるし、2人で選ぶことで相手との結びつきを感じられる」「一生の記念なので、両方買って大切にしている」といった感想が多いです。

結婚というイベントと指輪というアイテムが強く結びつけられる場合には、両方購入することも検討してみるといいでしょう。

婚約指輪・結婚指輪のどちらかのみ購入・どちらも購入しない派の理由

結婚指輪のみを購入した人は、理由としてアンケートに以下のような回答をしています。

 

・購入するお金がなかった

・婚約指輪は普段指にはめないから

・アクセサリーに興味がないから

 

必要性を感じられなかったケースもあれば、欲しかったけれど実用性や金銭的な優先度を考えて購入に踏み切れなかったケースもあるようです。

両者が納得できているのであれば、婚約指輪を省略して、結婚指輪のみを購入することもひとつの選択肢になります。独断で決めてしまうと問題になりやすい部分でもあるので、事前に2人でしっかりと話し合う時間を持つことが重要です。

一方、婚約指輪も結婚指輪も購入しなかった意見としては、以下のようなものが見られました。

 

・指輪に価値を見出していない

・余計な出費を減らそうと考えていたから

・当時はお金がなかったが、生活に余裕ができたら結婚指輪を買おうと約束している

 

結婚の際にはいろいろなことにお金がかかり、心理的な準備も多く必要とされます。

そのため結婚指輪にまで費用をかける余裕がない、もっと他のことにお金を使いたいと考えるケースも多いのです。

もし当時の金銭的な理由で指輪の購入を諦めてしまった場合も、結婚生活が落ち着いてから改めてプレゼントとして渡すことはできます。

「やっぱり結婚指輪だけでなく婚約指輪も欲しくなった」「よく考えると2人でお揃いの指輪をしてみたくなった」そんなご夫婦は今からでも指輪を選んで、2人の結婚をお祝いすることを検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

結婚指輪と婚約指輪の違いや、歴史、料金相場などについてご紹介しました。結婚指輪は、結婚式の指輪交換で使用するリングで、普段の生活で身に付けるためシンプルなデザインのものが一般的です。一方、婚約指輪はプロポーズなどのタイミングで男性が女性に渡すリングです。そのため、派手で華やかなデザインのものが好まれています。

このように、結婚指輪と婚約指輪は大きく異なります。結婚指輪・婚約指輪の目的の違いを踏まえることはもちろん、自分たちにふさわしい指輪とはどんなものかも考えて、指輪を購入しましょう。

また、結婚指輪と婚約指輪を1つにまとめることは悪いことではありません。実際に1つの指輪にまとめている夫婦は多数存在しますし、結婚指輪としても婚約指輪としても使用できる、シンプルさと華やかさを併せ持つリングも販売されています。また、予算も考慮しつつ、オーダーメイドの指輪で理想を追求するのもよいでしょう。