2月の誕生石「アメジスト(紫水晶)」 | 手作り結婚指輪・婚約指輪の工房スミス

2月の誕生石「アメジスト(紫水晶)」

#誕生石
2019/12/26

アメジストの意味と効果

各月によって、その月の宝石が決められています。この宝石を誕生石と言い、ひと月に複数決められているものもあれば、2月の誕生石のように1つしかないものもあります。2月の誕生石はアメジストで、キレイな紫色が特徴であるため、日本では紫水晶と呼ばれています。紫水晶という名前の通り水晶の一種ですが、通常の水晶とは異なり、六角形の細長い棒状の形はほとんど存在していません。これは、含まれている鉄や二酸化ケイ素などの成分によって小さな結晶しかできない性質を持っているからです。

アメジストには誠実や心の平和という意味があります。そのため、普段身に着けていると気持ちが落ち着いたり、心の中にあった怒りが静まったりする効果があるとされています。他にも、集中力が高まり直感がさえる、瞑想のときや祈りのときにサポートしてくれる効果があるため、テストや面接、大事な会議などがあるときに身に着ける方もたくさんいれば、司祭や僧侶などが指輪や数珠に組み込み身に着ける光景も珍しくありません。モナリザで有名なレオナルド・ダ・ヴィンチも、知性を活発にするほか、邪悪な考えを無くしてくれるという理由から日頃から身に着けていたと言われています。

また、パートナーに合わせつつ自分自身の内面的な部分を変えていける力もあります。例えば、パートナーの気になる部分があって怒りを感じていたとしても、自分の弱さを認識することで相手の気になる部分を許容できるようになっていきます。このように、パートナーと良い関係を築けることから、愛の守護石と呼ばれることもあります。ヨーロッパでは、この効果にあやかり結婚した夫婦にアメジストを贈る習慣があるほどです。

神話から生まれた効果と言い伝え

アメジストには、宝石言葉やパワーストーンとしての効果以外にも、伝承がもととなった効果があります。

誕生石の多くに関連する話がギリシャ神話にあり、2月の誕生石であるアメジストもその一つです。暴れたり絡み酒をしたりする神様と人間のハーフであるバッカスが、女神ダイアナに振られた腹いせに、女神ダイアナの身も心もきれいな女官を猛獣であやめようとしました。あやめられたときに女官が女神ダイアナに祈りをささげると、彼女は白い水晶へと姿を変ます。これを見て酔いからさめたバッカスは自分が犯した過ちにひどく後悔をし、白い水晶にワインを注いで献上したところ、白い水晶が紫色の宝石になったのです。女官の名前がアメジストだったことから、これが誕生神話として今も語り継がれています。そして、バッカスがワインを注ぎながら、アメジストを身に着けるものはお酒の酔いから身を守られると宣言したことで、身に着けているとお酒に酔わない効果があると今でも信じられています。

その他にも、ローマの学者がある日、アメジストに犬の毛を付けたものを自分の首に巻いてたところ蛇よけになったという記述が残っていたり、聖書を訳したことで知られるヒエロニムスは、タカからひな鳥を守るため巣の中にアメジストを入れたとされていたりして、厄よけの効果が期待できます。現在では、玄関などに装飾も兼ねて置いておくと、泥棒よけになるとも言われています。

さまざまな浄化方法

2月の誕生石であるアメジストは、硬い宝石ではありません。そのため、手入れなどのときは優しく扱ってあげると傷つけることを防げます。また、悪いものを祓ってくれる力があることから、定期的に浄化をして本来の力を取り戻してあげる必要があります。

浄化方法にはいくつかありますが、1つ目は月光浄化です。月が明るく輝く新月や満月の夜、アメジストに月の光を1時間から2時間ほど浴びせます。月の優しく柔らかな光がたまった邪気を祓ってくれつつ、力を補充させてくれます。

2つ目は、煙浄化です。ミネラルやビタミンを多く含むホワイトセージの葉っぱを1枚燃やします。この時に出る煙に、アメジストを2回3回くぐらせるだけで浄化完了です。ホワイトセージ自体に悪いものを祓い、それを力に変える働きがあります。ただし、火を使うことと、煙が出ることから使用の際はやけどや換気に十分注意しましょう。

3つ目は、自然の結晶体の塊を使用した浄化です。アメジストを結晶体の塊の上、もしくは近くに置いておくだけで浄化できるため、大変手軽な浄化方法です。ただし、浄化に使用する結晶体の塊も、月に1回程度の浄化が必要となります。

あまりおすすめしないのは、日光浄化です。アメジストは日の光に当てると、だんだんと紫色が無くなっていく特性を持っています。浄化のときだけではなく、保管するときに日の光に当たらない場所へ置いてあげることにも気を付けましょう。しかし、使用していくうえで日の光に当たってしまうのは避けられません。結婚指輪などの日常使用する装飾品の場合は、指輪の裏のように日の光が当たらない場所へつけると、きれいな紫色が長続きします。