3月の誕生石「コーラル(珊瑚)」「アクアマリン(藍玉)」 | 手作り結婚指輪・婚約指輪の工房スミス

3月の誕生石「コーラル(珊瑚)」「アクアマリン(藍玉)」

#誕生石
2019/12/26

誕生石の由来

誕生石とは、誕生月ごとに定められている宝石やパワーストーンのことを指します。自身の誕生月に該当する石を身につけることによって、石から加護や幸運がもたらされると信じられています。そのため、気力がない時や勝負事で負けたくない時に身につける人が多く存在します。また、宝飾品を大事な人に贈る際、渡す相手の誕生石をあしらったものが選ばれることもよくあります。

誕生石の歴史と由来は紀元前まで遡り、紀元前6世紀頃にバビロニア人によって、占星術で用いる12星座と宝石とが関連付けられました。そして旧約聖書の出エジプト記では、12種類の宝石が縫い付けられた胸飾りをユダヤ教の僧が身につけたと記されています。ヨハネの黙示録でも、城壁をなす12の門にそれぞれ1種類ずつ宝石を使用したと示されていて、ここから誕生石の基礎的な考えが生まれました。 時代は移ろい、18世紀にはポーランドで誕生石を身につける習慣が広まっていき、20世紀にはアメリカで用いる宝石が統一されました。日本では1958年に発表されたものが現在も使用されており、国や地域によって制定されている宝石が若干異なります。日本では、アメリカで制定された誕生石を踏襲しつつ、国内事情を鑑みたラインナップとなっています。

誕生石は月によって複数定められていることもあり、例えば3月は珊瑚のコーラルと、藍玉のアクアマリンが挙げられます。複数ある場合は全てを揃えても、いずれか1つを選んでも構いません。従来は12種類の宝石を月ごとにつけ変える月替わりの利用法もありましたが、今は自身が生まれた月のものをずっと身につける固定式の利用法が一般的です。

アクアマリンは持ち主を癒やす石

アクアマリンはコーラルと並ぶ3月の誕生石で、薄い青色や緑がかった青色の石がよく見られます。浜辺に打ち寄せた海の精の宝が石になった、人魚が漁師に恋をして流した涙が石になったなど、いくつかの伝承があります。ここから意味が転じて、船乗りの安全を祈る石、豊漁を願う石となり、お守りとしても用いられるようになりました。

伝承にもある通りアクアマリンは、海と関連の深い石であり、身につける人に海のような安らぎと優しい気持ちをもたらします。落ち込んでいる時やイライラしている時も、ヒーリング効果の高い石であることから、エネルギーが浄化されて心に余裕ができます。そのため、健康や長寿、夢の実現を願う際にもぴったりです。さらに、アクアマリンは対人関係の改善やコミュニケーション能力の向上に役立ちます。素直に感情を表現でき、人の気持ちにも寄り添えるようになるので、幸せな結婚を望む時にもふさわしい石です。

アクアマリンには鉄分が含まれていて、この鉄分が美しい青色の元となっています。加熱処理を行うと青色を濃くすることができますが、素人が加熱処理を行うとかえって色が消えてしまう恐れがあるので、安易に加熱はしないことが大切です。

また、アクアマリンはベリル系の鉱物として分類され、内側に傷やひび、曇りなどが見られることもあります。これらは石が欠けたり割れたりする原因になるため、急激な温度変化を加えることや、大きな衝撃を与えることはなるべく避けるようにした方が無難です。

コーラルは生命力を高めてくれる石

サンゴ虫は腔腸動物の一種で、世界中では800種類ほど、沖縄県には200種類ほどが存在し、主に暖かい地域の海に生息しています。分類としてはサンゴ礁を形成するものと、宝石になるもの、骨格を発達させるものとに分かれます。中でも宝石になるものはコーラルと呼ばれ、アクアマリンと同じく3月の誕生石として挙げられます。コーラルが3月の誕生石となっているのは日本独自の慣習です。

コーラルには災いから守る、生命力を高めるという作用があります。ネガティブな感情や緊張を解きほぐし、感情を安定させるので、丈夫な体をつくることができると言われています。また、コーラルは真珠と並んで代表的な海の宝石に数えられるため、海のお守りとして旅行の際に用いるのも良いとされます。さらに原石のサンゴという言葉の響きにあやかって、出産時に産後の回復を祈りたい時にも適しています。魔除けや長寿のお守りとしてもふさわしい石です。

コーラルにはいくつかのカラーバリエーションがあり、赤色、桃色、白色などがあります。特に赤色は土佐湾で採取される血赤珊瑚が逸品で、桃色も天然のものは希少です。淡い色合いのタイプは上品な装いにぴったりですし、はっきりした色合いのタイプは強い印象をもたらすことができます。

コーラルを使用したアクセサリーなどを身につける時は、熱に弱いという特性があるので、長い間日光にさらすことを避けるようにしましょう。塩分にもあまり耐性がないため、汗をかいた場合は軽く拭ってから片付けるようにします。保管をする場所は、温度や湿度の高いところを避けておくと安心です。