ア〜
アメジスト
2月の誕生石で、紫水晶のことです。紫色をしたガラス光沢の宝石。石言葉は「誠実・心の平和・高貴・覚醒・愛情」
アクアマリン
3月の誕生石で、明るく爽やかな水色の宝石です。「海の水」という意味のラテン語から、アクアマリンと名付けられました。石言葉は「勇敢・沈着・聡明」
糸鋸(いとのこ)
細い歯をセットした糸のこぎりのこと。工房スミスの手作り指輪では、金属の棒をカットするのに用います。
インクルージョン
宝石の結晶ができあがる過程で、自然に閉じこめられたもの。ダイヤモンドの場合、インクルージョンが少ないほど美しく価値が高いとされる。参照:クラリティー
石枠
ダイヤモンドなどの宝石を、動かないように留めるためのパーツ。石の大きさや形に合わせて、石枠は微妙な調整が必要となります。石枠のデザインによって、同じ宝石でも見え方が違ってくるのでとても大切なパーツです。
石留め
宝石を石座に留めたり、金属に直接埋め込む技術のこと。宝飾加工の中でも、専門性が高く、主に石留め専門の職人が行う技術です。
ウエーブ
指輪のデザインで最も人気があるものの一つ。V字タイプとS字タイプの2つがありますあ。中央が窪んだV字は左右がほぼ対象な形をしており、エンゲージリング(婚約指輪)との重ねづけに向いています。文字通り波のようにうねるS字リングは、男性にも人気。ウエーブの深さや立体感のつけ方でニュアンスが違ってみえるのでまずはサンプルのご試着がおすすめです。
内石
指輪の内側に誕生石などの宝石を埋め込むことです。またはその宝石そのものをさします。
内甲丸
指輪の内側に丸みをもたせて、指の滑りを良くしたデザイン。若干サイズがゆるく感じますので、サイズ決定にアドバイスが必要です。
エタニティーリング
エタニティーは「永遠」という意味があり、ストレートまたはウエーブなどのリングに小さな宝石を一列に並べて留めるデザイン。
半周ほど宝石を留めたものを「ハーフエタニティー(セミエタニティー)」、全周全てに宝石を留めたものを「フルエタニティー」と呼びます。
エメラルド
5月の誕生石で、強い緑色を帯びた宝石。ベリルという鉱物の仲間で硬度は7.5-8と高めなのですが、内包物が多いため、とても割れやすいのが特徴。ブラジルが世界最大の産出国でとても稀少性が高く、4大貴石のひとつとされている。石言葉は「幸運、幸福、希望、安定」
エンゲージリング(婚約指輪)
婚約指輪のこと。最も一般的なデザインは、一粒ダイヤモンドが中央に留められたプラチナのストレートリングで、ソリテールまたはソリティアと呼ばれています。男性から女性へ「あなたと結婚したい」という意思表示として贈られるもので、受け取った女性は婚約を承諾するものと理解されます。
オーダーメイド
お店にはない型を、お客様のご希望に沿ってデザインから起こして作る、一点もののこと。大量生産のものと違って、こだわりが細部まで盛り込めるが、1点限りの作成なのでお値段が割高になる。
オパール
10月の誕生石。炎のようにチラチラの変化して見える「遊色効果」があるものをプレシャルオパール、ないものをコモンオパールと呼び分けています。宝石の中で唯一水分を含むのが特徴で、乾燥に弱くひび割れしてしまうことがあります。ブラックオパール、ボルダーオパール、ファイヤーオパール、ウオーターオパールなど種類が豊富なのも特徴です。石言葉は「純真無垢、希望、無邪気、潔白」
カ〜
カット
宝石の研磨の良し悪しのことです。ダイヤモンドの価値を決める要素(4C)の1つ。ラウンドブリリアントカットのダイヤモンドの場合のみ評価されます。プロポーション(形)とフィニッシュ(研磨仕上げ)が評価の対象となり、最も良いものをエクセレントカット、次にベリーグッド、グッド、フェアー、プアとランク付けされます。職人の手作業で研磨されています。
ガーネット
1月の誕生石。澄んだ赤色、グリーン、オレンジ、黄色などもあります。スリランカ、アフリカ、マダガスカルが主な産地です。石言葉は、「真実・友愛・忠実・勝利」
カラー
ダイヤモンドの価値を決める4つの基準(4C)の1つ。Dが最も無色でE~Gまでをカラーレスと呼び、ブライダルリングには好適とされいています。
カラーダイヤモンド
ピンクダイヤモンドやアイスブルーダイヤモンド、ブラウンダイヤモンド、イエローダイヤモンド、グリーンダイヤモンドなどがあります。生成の過程で結晶構造が若干違ったり、微量の元素が混ざったりすることで、天然で有色のダイヤモンドが生まれます。無色透明のダイヤモンドとはまた違った意味で希少性があり、ピンクダイヤモンドは花嫁に特に人気です。
カラット (Ct)
宝石の重さを示す単位のこと。1ctは0.2g。
お値打ちなスミスセレクトダイヤでは、0.2ctのダイヤモンドが最も人気。
鑑定書
天然ダイヤモンドの品質を、カラット・カラー・クラリティー・カットなどをランク付けした、専門機関が発行する証明書。日本では中央宝石研究所が最も有名です。ダイヤモンドのみに発行されます。
鑑別書
宝石を科学的に分析・検査して、宝石の種類をはじめ、その成因(なりたち)、人工的な処理が施されているか等が記載されている書類。ダイヤモンドなどの宝石が本物か偽物かの判別ができます。
貴金属
ジュエリーのベースとなる希少性が高い金属で、化学的に安定し、美しいメタル光沢をもつものを示します。
ゴールド、プラチナ、シルバーに加え、パラジウム、ロジウム、ルテニウム、イリジウム、オスミウムの8種類をジュエリー用の貴金属と呼んでいます。
金(ゴールド)
日本では通常、金の含有量を24分率で表します。他の金属をまぜない純粋な金のことを純金といい「K24」と表記します。ジュエリーに一般的に用いられる18金は「K18」と表記(刻印)されます。欧米では1000分率で表記されるため、一般に750と刻印されています。
銀(シルバー)
シルバーの純度は1000分率で表示され、アクセサリーとしてよく使われるスターリングシルバーは、銀の含有率が92.5%のもの(925シルバー)をいいます。銀は金同様に昔から価値のある貴金属として扱われ、通貨にも良く使われています。
また、放置しておくと空中のイオウと反応して黒ずんでしまいます。これを硫化と呼びます。
銀色
銀色の貴金属としては、シルバー、プラチナ、ホワイドゴールド、パラジウム、ルテニウムなどがあります。チタンやステンレス、タンタル、ハフニウムなどアレルギーフリーとされる素材も見た目は銀色です。
金属アレルギー
汗と金属が直接触れることによって起きる腫れやかゆみが主な特徴です。金やプラチナはアレルギーが出にくい素材ですが、個人差があり、皮膚科でどの金属に反応しやすいのかを調べる必要があります。体質的にアレルギー反応が出にくい素材を選ぶか、そもそも金属が溶け出しにくい素材(チタンやステンレス、タンタルなど)を身につけるのがおすすめです。
鏡面仕上げ
金属の表面を、まるで鏡のように磨いて、ピカッとした光沢を出す仕上げかたです。
キラキラハンマー
工房スミスの槌目仕上げのひとつ。ハンマーで叩いてつける、指輪表面の凸凹が乱反射して、キラキラと華やかに輝くのが特徴です。
クラリティー
ダイヤモンドの判定基準4Cの1つ。ダイヤモンドの結晶生成時にとりこまれた不純物が多いほど、石の透明度が下がり、輝きを損なうという意味合いを持っています。
グレーディングレポート(鑑定書)
ダイヤモンドの4C(カラット:重量、カラー:色、クラリティー:透明度、カット:形)それぞれの項目について検査し、等級付けした結果を記載した文書。ダイヤモンドにのみ発行されます。日本では主にGIAのシステムが使われています。
研磨
宝石の研磨は、水や油などと共に混ぜた研磨剤を使用して、鉱物の原石から磨き上げることをいいます。金属の研磨は、リューターやバフなどの高速回転する道具を用いたり、ヘラなどで強くこすって表面を光らせることをいいます。
サ〜
サイズ
指輪のサイズは、国によって基準が異なります。また、指輪の幅やデザインによって、同じサイズでもゆるく感じたりきつく感じることもあるので注意が必要です。工房スミスでは、有効期限内で無料のサイズ直しサービスが受けられます。
サファイア
9月の誕生石で、ダイヤモンドに次ぐ硬度をもつ宝石です。コランダムという鉱物の仲間で、赤色以外のものをサファイアと呼びます。様々な色がありますが、工房スミスでは誕生石としてピンクサファイアとブルーサファイアからお好きな方をお選び頂けます。
シルバー(銀)
銀の項目をご参照下さい。見た目はプラチナやホワイトゴールドと一見似ていますが、柔らかいため非常に傷がつきやすく、時間が経つと変色し、黒ずんでしまう特徴があります
スターリングシルバー
純銀に銅を7.5%混ぜた合金です。1000分の925の純度の銀。
セッティング
宝石を金属の枠に留める技術のこと。この技術により輝きが左右される。
タ〜
ダイヤモンド
炭素を元素とする、4月の誕生石です。天然の物質のなかで最も硬い(モース硬度10)とされています。屈折率が最も高く、宝石内部での全反射が起きやすいため、光をあてるとキラキラと強く輝くのが最大の魅力です。結晶が八面体であることが多く、ピラミッド型をしています。ロシアやアフリカ、カナダなどで産出されています。石言葉は「永遠の絆・純潔・不屈」
タガネ
主に石留めに使う鉄鋼製の道具。先端の形状によって、一般的に槌(ハンマーとともに用いる)。金属を削ったり、凸凹をつけたり、ヤスリの刃を形成するために用いる。ミルうちタガネや彫りタガネなど、非常に細かい作業をするための特別な道具。
ターコイズ(トルコ石)
本来は12月の誕生石ですが、多孔質(小さな穴がたくさん空いている)で、乾燥にとても弱く割れやすいため、タンザナイトで代用されることが多い。インディアンジュエリーで好まれるパワーストーンの一つ。
タンザナイト
12月の誕生石。タンザニアの夜という意味を持ち、青〜碧紫色をした美しい宝石。東アフリカのタンザニアで発見され、ティファニーが世に広めた宝石で、とても人気が高いものです。石言葉は、「高貴・冷静・空想」
誕生石
一年12ヶ月の各月には、それぞれその月に生まれた人に幸運をもたらす、お守り石があると考えられています。一つ一つの石に意味が込められています。
槌目仕上げ
金槌(かなづち)で叩いて作る凸凹が味わい深い、手作り指輪の王道デザイン。金槌のことをハンマーともいうのでハンマー仕上げと同じ意味です。
鋳造
手作り指輪では代表的な、ワックス原型で型をとって金属の指輪などを制作する方法のこと。工房スミスではわかりやすい図解をご用意しております。
ツメ留め
ツメ状の細長いパーツで、石枠に宝石を留める方法。
ツヤ消し
金属などの表面を、光沢を出さずに、曇ったような状態に仕上げる方法。工房スミスでは、3種のヘアーラインと梨地仕上げ、ダイヤポイント仕上げからお選びいただけます。
トパーズ
11月の誕生石。工房スミスではトリートメントをしたブルートパーズをお入れしていますが、天然では黄金色に輝くインペリアルトパーズや、ピンク、グリーン、などもあります。産地はロシア、タイ、カンボジア、ベトナム。石言葉は「誠実・友情・潔白」
トルマリン
10月の誕生石で、ピンク、グリーン、紫、ブルー、黄色、黒など様々な色が天然で存在します。ブラジルやアフリカが主な産地ですが、ブラジルのパライバ州で取れる青緑色の「パライバトルマリン」は希少石。バイカラートルマリンのように2色の色がくみあわさったトルマリンも希少です。石言葉は「希望・潔白・寛大・忍耐」
ナ〜
なまし
金属を柔らかくするために、加熱してからすぐに冷却すること。「やきなまし」とも言われています。手作り指輪を制作するとき、金属の棒を曲げやすくするためになまします。
ハ〜
ハンマー仕上げ
ハンマー(槌)で叩いて凸凹をつける、クラフト感があふれる仕上げ方。工房スミスでは最も人気のテクスチャーの一つ。
平打ちリング
表面が平らで、カチッとした印象のリング。逆に表面が丸みを帯びているものを甲丸リングといいます。平打ちリングは、エタニティーリングによく用いられ、シャープでスタイリッシュな印象です。
節(ふし)
指の関節のこと。節が特に太く張り出している指の場合、指輪を根元まで入れるとゆるくて、指輪が回ってしまう傾向があります。気にするかたも多いのですが、指輪を無くしにくいという長所もありますので、あまり気にしないでプラスに捉えましょう。
フラックス
手作り指輪で溶接する際に、ロウ剤が流れやすくするために塗布する融剤。これを塗らないと、シルバーや18金の溶接はうまくいきません。
ペアリング
男女がお揃いまたは対になる仕様の、2本で1組の指輪。結婚指輪が最も代表的なペアリング。ペアリングをつけることで、おふたりの絆は一層強まります。
ヘリ
指輪などのジュエリーを作る際、磨いたり削ったりして落ちる粉などのこと。
ペリドット
8月の誕生石。明るい黄緑色をした宝石です。紅海に浮かぶセントジョーンズ島で、十字軍によって発見され、中世ローロッパで教会の装飾として用いられました。現在はハワイやアリゾナ、中国、ミャンマーが主な産地です。石言葉は「夫婦の幸福・平和 ・安心 ・幸福 」。
ホワイトゴールド
指輪やピアス、ネックレスなどのジュエリーに好まれる貴金属の一種。工房スミスでは自社製の、メッキをかけなくても白い18金のホワイトゴールドを標準採用しておりますので、長年ご愛用いただいても、変色しません。
マ〜
マリッジリング(結婚指輪)
結婚式でお互いへの忠誠を誓って、夫婦となるふたりが交換する指輪。基本的にペアリング。結婚式以降は、日常的に左手の薬指につけたままで生活することが多い。長年つけるものであるため、シンプルなデザインで、素材にはプラチナや金が代表的。婚約指輪との重ねづけが楽めるセットリングも人気です。
ミル打ち
タガネを使って、1ミリ以下の小さな粒つぶを連続して打つ技法のことです。 アンティークジュエリーのような雰囲気が出て、上品な印象になるため、指輪のワンポイントデザインにおすすめです。
ムーンストーン
6月の誕生石。月の色を宿したような、ミルキーホワイトの宝石です。古代から、悪霊を払い、ストレスを和らげ、愛をもたらす効果があるとされています。インド、スリランカ、ミャンマーが主な産地。石言葉は「恋の予感、純粋な恋」。
メレーダイヤ
メレーはフランス語で、「小粒石」という意味。メインのダイヤモンドの脇に飾り用にあしらわれたり、たくさん並べてエタニティーリングにしたりといった使い方が代表的です
モース硬度
宝石などの鉱物の硬さを表す基準。ひっかき傷に対する丈夫さを表す。1〜10までの10段階に分かれています。最も硬いのがダイヤモンドでモース硬度は10です。
ヤ〜
4C
ダイヤモンドの価値を決定する4つの基準になります。カラット(重量)、カラー(色)、クラリティ(内包物や傷)カット(研磨状態)の頭文字をとっています。
湯口
鋳造(キャスト)で、溶けた金属を鋳型の枠に流し入れる口。垂直に流れ落ち、湯道(ゆみち)へと続く。
ラ〜
ラウンドブリリアントカット
丸型ダイヤモンドの代表的なカット。合計58面体で、上から入った光が内部で全反射して上部から放たれ、ダイヤモンドの輝きが際立つようにデザインされています。
ルース
裸石とも呼ばれる。ジュエリーの石枠に留められていない状態の宝石。
ルビー
7月の誕生石で、5大貴石のひとつとされています。ダイヤモンドの次に硬い宝石で、コランダムという鉱物の変種でコランダムの赤色以外のものをサファイアを呼びます。鮮やかな赤色が特徴。産地はミャンマー、スリランカ、タイ、カンボジアなど。石言葉は「情熱・純愛」
ロストワックス製法
ワックスを原型にして金属の製品を作る、ジュエリーの製法のひとつ。
ワックス原型を容器の中へ入れ、石膏で固め、容器ごと電気釜で熱すると埋め込んだワックス原型が溶けて無くなる(ロストワックス)。無くなった空洞が石膏の型となり、そこへ溶けた金属を流し込んで冷まし、石膏から外してジュエリーを取り出します。
ワ〜
ワックス
アクセサリーの原型を作るために使われるロウソク材のこと。