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誕生石とは?一覧と解説で正しい誕生石選びをしよう

誕生石とは?一覧と解説で正しい誕生石選びをしよう

誕生石が誕生したきっかけ

自分の生まれた月によって異なる石があることを知っている人も多いでしょう。これを誕生石といいます。

誕生石という発想が誕生したのは、かなり昔のことです。旧約聖書の中には出エジプト記があり、ここにイスラエルの祭司長が登場します。この祭司長の胸当てのところに12種類の宝石が装飾されていたのですが、これが誕生石の誕生に関わりがあると考えられています。

そのほかにもヨハネの黙示録の中に理想郷が出てきますが、この描写の中で聖都にある12の城門にそれぞれ宝石が飾っていることから、これが由来であるという説もあります。
どちらにせよきっかけは旧約聖書であり、かなり古い段階で人々は誕生月と宝石を結び付けていたことがうかがえます。

その後、それぞれの時代によって誕生石の種類は微妙に変化しています。現在の種類に定まった背景には、1912年に開催された宝石業界の集まりが関係しています。
アメリカのカンザスシティというところで開催されたのですが、ここで改めて誕生石を確定したのです。

これをベースにして、日本でも種類が定まることになりました。日本の一覧をみてみると、1月ガーネット・2月アメジスト・3月アクアマリン・4月ダイヤモンド・5月エメラルド・6月ムーンストーン・7月ルビー・8月ペリドット・9月サファイア・10月トルマリン・11月トパーズ・12月ラピスラズリとなります。
アメリカの一覧と見比べてみると若干異なる月もあります。例えばアメリカでは、12月はターコイズというトルコ石の一種となっています。

このような一覧を参考にして、プレゼントの選び方に反映させてみるのも良いでしょう。

時代や国によって若干異なる

誕生石の一覧をみてみると、日本とアメリカでも若干のずれがあるように、諸外国でも様々な石の種類が使われていることが分かります。

例えばイギリスやフランスの一覧をチェックしてみると、ベースはアメリカのものと一緒ですが、4月にはクォーツという水晶、7月にはカーネリアンが使われています。
またアメリカ国内に限っても、昔と今とでは使われている種類が異なる月があります。例えば、3月はブラッドストーンで6月はキャッツアイです。7月にはターコイズ、8月サードオニックス、9月クリソライト、12月がルビーです。

このように、今でも選ばれてはいるものの該当する月が異なっていたり、全くその姿を消していたりする石も見受けられます。

なぜこのような違いがみられるのかというと、時代ごとで石が持つ意味合いの解釈に違いが出てくるためです。時代の変遷とともに新しい文化が流入してくることもありますし、海外から異なる文明が入ってくることもあるでしょう。
そのような中で、解釈は徐々に変化していきます。確定しているようにみえる現在のラインアップも、しばらく時間が経過すると、また変化する可能性は十分にあります。

実際今でも徐々に変化が起きています。例えばアメリカでは12月の誕生石として、タンザナイトが加わっています。これは、アメリカにある宝石貿易の団体によって、2002年に開催された会合の中で新しく追加されたためです。
日本ではまだ設定されていませんが、早くもタンザナイトをあしらったアイテムを販売しているアクセサリーブランドが見受けられます。

このように誕生石は常に変わっていくものですから、もしプレゼントしようと考えているのなら、インターネットなどで最新情報をチェックするのがおすすめの選び方です。

誕生石の選び方のポイント

誕生日のプレゼントとして、誕生石をあしらったジュエリーを考えている人もいるでしょう。どの石が当てはまるのかは、一覧をみればすぐに確認できます。
しかし同じ石でもいろいろと並べてみると、色合いや輝きが少しずつ変わってきます。その中でどれを購入すればいいか、いくつか選び方のポイントがあります。

まずは色の付いた石の場合、彩度で比較することです。あまり普段聞きなれない用語かもしれませんが、簡単にいえば鮮やかさの度合いです。彩度の高いものは透明感があります。
しかし彩度が高ければ必ずしも良いという単純な話ではありません。むしろ彩度の低い石の方が落ち着いた雰囲気を醸し出し、シチュエーションによっては身につけやすいこともあります。

輝きも重要な選び方のポイントです。これはカットの仕方によって変わってきます。カッティングスタイルは、主にファセットカットとノン・ファセットに分類されます。いずれも幾何学的な形状をしているのですが、前者は平らな面で、後者は平面のないデザインとなっています。
どのようなカットを施すかによって、同じ石でも光沢や色合いが違ってきます。カットの技術が高いと、色が均一になったり、輝きが増したりします。

サファイアの場合は、採掘したままの状態のものもあれば、加熱処理されているものもあります。加熱をすると、より深みのある青に加工することができます。
加熱処理されたサファイアでも、美しさが損なわれていなければ価値が下がることはありません。

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