結婚指輪と肌の色
結婚指輪は生涯を共にする相手との誓いの証として、結婚後の日常生活でも着けたままにしていることが多いものです。デザインや色、素材などによっても価格は大きく異なり、購入にあたっては生活スタイルなども考慮して選びたいものです。
選ぶときに気にしたい内容には、肌と指輪の色の相性もあります。長くつけているものだからこそ、相性があまり良くないことが気になってくる可能性もあるためです。肌の色と同系の素材が使われている指輪を選ぶと、統一感があり結婚指輪が主張しすぎずサラッとつけることができます。系統が離れたカラーを選択した場合、結婚指輪の存在感を目立たせることができる一方で、肌と指輪のどちらかがくすんだように見えてしまうこともあります。
そのため相性を考えて似合うとされている色合いのものを選びたいですが、もしもそれが本人の好みに合っていなければ選ぶのは避けた方が良いでしょう。結婚指輪は自分が気に入って愛用することが一番大切なので、購入にあたっては一般的な情報を収集した上で個人の適性やニーズ、希望条件にマッチした判断をすることが大切です。
ただし、デザイン性だけを重視するのは避けた方がよいでしょう。これはデザインには飽きが来てしまう可能性があることと、デザインを重視しすぎるあまり使い勝手が悪くなってしまう可能性があるためです。毎日つけていると、指輪の重さや着けているときの引っ掛かりが気になってしまうこともあります。
日常的につけるからこそ、着け心地を重視して選ぶのがポイントです。また、購入する際に保証などのアフターケアが付いているかといった点も確認しておきましょう。
結婚指輪のデザインに悩んだとき、肌の色とのバランスを考えて素材や宝石を選ぶという方法があります。具体的には、プラチナ、ゴールドなどの素材では、指輪そのものの色が違います。プラチナ素材は知的で品のある雰囲気を演出し、ゴールド素材は温かみやキュートな雰囲気などを演出することができます。
ただし、同じシルバー系の素材であってもホワイト寄りなのか、グレー寄りなのかによっても着けた時の印象は大きく異なります。ゴールド系も同様で、純金、純金に近い色合いのイエローゴールドと、ピンクゴールド、オレンジゴールドとでは印象が異なります。
また、色合いだけでいえばジルコニウムなどブルー系やグリーン系でも鮮やかな発色が楽しめる素材も出てきています。やはり耐久性などを考えて一般的に選ばれやすいのはプラチナやゴールドですが、好みのデザインにしたいという希望でジルコニウムなどを使用して色を指定するカップルも増えてきています。
このように、素材だけを見てみても様々な選択肢がある中で、さらに宝石が付いているかどうかという点もデザインに違いを与えます。そのため、希望のデザインと着けた時の印象をきちんと考えて指輪選びをする必要が出てくるのです。
金属アレルギーを持っていないかといった点も含めて、素材と宝石の色の相性、それらを含めた結婚指輪と肌の相性を見比べて、長く着けていても違和感がないと思えるデザインのものを選びましょう。
日本人は黄色人種なので、ゴールドとの相性が良いと言われています。しかし、同じ日本人でも人それぞれで肌の色が異なるため、一人ひとりに合った結婚指輪を選ぶことが重要です。
例えば、白くて血色の薄い肌には、馴染みの良いライトカラーの地金や宝石を選ぶのがおすすめです。具体的には、プラチナやホワイトゴールドなどの素材、ダイヤモンドやピンクダイヤモンド、アクアマリンなどの宝石と相性が良くなり、肌の透明感や明るさを引き立ててくれることでしょう。
また、フェミニンな印象を与えるため、デザインとしても品のある繊細なアイテムが良いでしょう。その一方で、イエローゴールドなどのはっきりしたカラーは相性が良くありません。もしもゴールドの素材を希望する場合には、ピンクゴールドがおすすめです。
次に、血色の良い色白の肌であれば相性の悪い地金・宝石が比較的少なく、シルバーやプラチナをはじめ、ゴールドの地金も相性が良くなります。オークル肌も比較的多くの素材・宝石と相性が良くなるので、さまざまなアイテムを着けてみて自分に合ったものを選ぶのがおすすめです。シックな印象があるため、つや消しのアンティーク素材などを採り入れるのも良いでしょう。
地肌が元々ブラウン系の場合は、イエローゴールドの地金素材を使用した結婚指輪を選ぶのがおすすめです。イエローゴールドのリングは、褐色の肌の健康的な印象をゴージャスに引き立ててくれます。
その一方で、シルバーやピンクゴールドは、小麦色の肌に比べてインパクトが弱く、相性が悪くなる傾向にあります。それらのカラーを素材に採り入れたい場合は、ゴールドの地金と組み合わせたアイテムを選ぶと良いでしょう。
また、ブラウンの肌にはダイヤモンドを初め、エメラルドやサファイアなど、はっきりとしたカラーの宝石が似合います。
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