結婚指輪の相場は?手作りと既製品を比較
既製品と手作りを比較する場合、大事なのは自分たちが重要視する点はどこなのかという点です。既製品でも自分が納得できるものを見つけられるかもしれません。オーダーや手作りでは、自分が好きなデザインを決められる代わりに、価格的な相場の問題が出てきます。相場だけではなく、納期の問題も考えておかなければいけません。
既製品の場合には、すでにできあがっているものを購入するため、店頭にある場合には商品を見ながら選べるのは大きなポイントです。目の前にないものは店舗に在庫がなければ、その場での購入はできません。注文して生産を待つ必要が出てきますが、中には生産が終了して手に入らないものもあるでしょう。サイズが合わない場合も、デザインによっては選択できない可能性があります。
手作りやオーダーの場合には、自分で好きなデザインを決めるため、在庫などに左右されにくい特性を持っています。使う素材やデザインによっては、一般的な購入相場よりも高くなる場合もありますが、自由度の高さは大きな魅力です。手元に届くまでの時間という面では、既製品よりも長くなる可能性が出てきますが、方法次第で短くすることも可能です。
結婚指輪の相場と一口に言っても、さまざまな考え方があります。年収から見る相場もありますし、時代によってどれぐらいの購入金額を想定しているのかという視点もあります。
既製品も時代に合わせて変化してきました。事前に生産してしまうのが既製品ですが、どんな価格帯でも売れるわけではないため、現在の売れ筋価格を中心に生産が進められます。
かなり高額なものから低価格帯まで幅広く用意はしていますが、中心となってくるのはやはり相場帯の商品です。低価格帯の中には、想定しているよりもかなり安価なものも見つけられるでしょう。
手作りやオーダーの場合には、どのようなものを作るかで金額はだいぶ異なります。使われる素材によっても違いますし、石を入れたらそれだけで大きく変化するためです。作るまでの工程によっても差が出てくるため、単純な相場の比較はできません。世界で一つだけの指輪を作るという点でも、価格帯の比較はあまり意味をなしません。既製品と同様に、好きな素材を使用するなどこだわればこだわる程、その分金額は上がっていくためです。選ぶ石の品質などによっては、驚くほど高額になるでしょう。
それでも、一般的な購入相場に収まるものも出てきているので心配する必要はありません。一定の価格帯に収まるパックになっているような方法もあり、購入しやすくなっています。基本料金と使われる素材の費用で計算できる方法で、予算を決めておけば大幅なオーバーを抑えられます。
既製品の低価格帯の中で探している場合にも、手作りは検討する余地があります。手作りは一概に高額だと決めつけないことが大切です。
相場とともに大事なのは、納期の問題です。結婚指輪として必要な時期に間に合わないのでは意味が薄くなります。結婚式を挙げるのが決まっており、そこで指輪の交換をするとしているのであれば、なおさらでしょう。
結婚指輪の工法として、彫金とワックスが現在使われています。この2つの方法の大きな違いは、最短で当日渡しができるかどうかです。彫金は、金属を直接加工するのが特徴の工法で、さまざまな工具を使い加工していきます。その場で直接金属を加工するからこそ、当日持ち帰りできるのが特徴です。
もちろん、デザインなどを決めておかなければいけないなど、迷っていれば時間はどんどん過ぎてしまいますが、手作りの場合は専門の職人と一緒に作るため心配はいりません。予算に合わせて作る方法で、見積もりも事前にしっかりと算出しておいてもらえば、相場とどの程度違うのかもはっきりと認識できるでしょう。高そうに見えますが、かなり安価に抑える方法もあります。
実際に金額としてかかっている費用は、金属を含めた素材代だけではありません。加工する職人の人件費や流通の費用も含まれるため、手作りにしても、購入相場から大幅にずれたりするような状況になりません。これは、ロウを使って原型を作るワックスでも同じです。工程としては時間がかかりますが、費用は抑えられます。
手作りにすると自分たちだけの結婚指輪が作れるため、作っている時のことや、その時に込めた思いなど、一つ一つのことがより思い出に残る指輪となるでしょう。
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当店ではその名の通り職人がお客様の大切な思い出のひとつに寄り添えるようまた、ご制作いただいた方の嬉しい顔に力をいただきながら日々向上心を持ってお客様をお待ちしています。
『こんな指輪がほしい』『大事なものだから詳しい話を聞きたい』『ものづくりが好き』『楽しい時間を過ごしたい』なんなりとお聞かせくださいませ。
お客様の貴重なお時間を預かるからこそスミスですばらしい時間をお過ごしいただき、その後の末永い幸せを心より願っております。