刻印を入れるメリット

刻印を入れる主なメリットは次のふたつになります。

・他の人と被らない指輪にできる

結婚指輪を既製品で済ませるのはちょっと味気なく感じる方もいらっしゃるでしょう。結婚指輪は基本的にシンプルなデザインが多く、どうしても似たようなデザインになってしまいます。そこで、刻印を入れると特別なふたりに似合う特別な結婚指輪にすることができます。

・言葉で思いを伝えられる

言葉を使って誓いを立てたり、普段口にできないような情熱的なメッセージを贈ったりできるのも刻印の魅力です。それでも照れくさいという方は、外国語で文字を入れると思いが伝わりやすいでしょう。また、お互いの思いを刻印で確かめ合うことで、結婚式もふたりにとって最高の思い出になります。

婚約指輪に刻印するデメリット

刻印を入れる主なデメリットは次のふたつです。

・費用がかかる

かんたんな刻印であれば無料で入れてもらえるところもありますが、刻印は有料となってしまうことも少なくありません。安ければ3,000～8,000円ですが、メーカーやデザインによっては1万円以上かかることもあるので事前に確認が必要です。

・刻印が入れられないこともある

刻印を入れるためにはある程度の幅が必要なので、細いタイプの結婚指輪だと刻印が入れられないこともあります。また、入れられる書体と絵柄、文字数なども依頼するところによって異なるので、複数のお店に問い合わせてどのくらいの文字が入れられるか確認しておくとよいでしょう。

お互いの名前

結婚するふたりの名前を刻印するのがもっともオーソドックスです。ただふたりの名前を入れるのではなく、ふたりの名前の間に「＆」や「ハート」などマークを入れるのも人気があります。

ふたりのイニシャルと記念日

名前をイニシャルにして短くし、日付を入れます。結婚指輪の場合は、結婚した日もしくはプロポーズをした日を刻印するのが一般的です。

外国語のメッセージ

お互いの愛を確かめられるメッセージを入れることもよくあります。メッセージは理解しやすい英語を選ぶ方が多いですが、ラテン語やドイツ語、スペイン語など他の外国語を選ぶ方もいらっしゃいます。結婚指輪の刻印で選ばれている主なメッセージは次のとおりです。

• 英語：「永久の愛（Forever Love）」「真実の愛（True Love）」
• ラテン語：「ふたりでひとつ（Utraque Unum）」「すべての愛を込めて（Con Todo Me Amore）」
• ドイツ語：「輝き（Briller）」「愛を込めて（In Lieben）」
• スペイン語：「絆（Lazo）」「幸せ（Felicidad）」
• フランス語：「永遠に（Pour toujours）」「あなたを愛する人生（Toute une vie pour t’aimer.）」

音楽の歌詞や映画のセリフ

ふたりの思い出がある音楽や映画から言葉を選ぶこともできます。文字数が多すぎて入れられないときは文章を単語で分割してそれぞれの結婚指輪に刻印し、ふたりの結婚指輪で完成させるのもおしゃれです。

星座の記号

星座のシンボルマークを刻印するのも、他の人と被りにくく、人気があります。お互いの星座記号をイニシャルと同じように並べたり、記念日と並べたりするなど、アレンジもしやすくおしゃれに仕上がります。

文字以外のモチーフや色石

リングの内側にも誕生石などの色石を埋め込むことができ、それとハートやクローバーといったモチーフを刻印することも可能です。モチーフには様々な種類がありますが、中には家紋を入れている方もいます。